クローズアップ現代 幸せのモノサシ

今週のクローズアップ現代は「幸せのモノサシ」ということで、普段はなかなか19:30〜のTVを見れるほど早くは家に帰れないんですが、ダッシュで帰ってきましたw。
というのも、「どうすれば幸せな社会を作れるのか?」が僕自身が一番興味のあることであり、すごく楽しみにしてました。

閉塞した社会、未来・夢・希望が無い社会と言われて久しいですが、社会人になってこれを何とか打破したいとずっと思ってきました。
子どもが夢を堂々と、活き活きと話す社会を作りたいと思ってきました。

学生の時は「今の大人がかっこ良くない」「輝いていない」からみんな働きたいと思わないし、子どもが大人になりたくないと思うんだ!、と思い、Googleみたいなカッコイイ会社を作って、子供から憧れられる大人になる!
そして、その連鎖をペイ・フォワードみたいに続けていけば、世の中はよくなるんじゃないか?、子供たちは夢を持るようになるんじゃないか?、と考えていました。

だから、実際に会社の理念と僕の考え方が同じ方向性の会社に入りました。
入った会社がIT業界だったのですが、プログラミングなんて全くしたことがなかったので、必死に頑張りました。
何せこれが夢の実現への階段だと思っていたので。。

そうするうちに早5年が経ちました。
帰るのも遅い日も続きました。
仕事もある程度は出来るようになりました。

でも仕事に打ち込めば打ち込むほど、、自分の夢に一歩でも近づいただろうか?、今本当に自分がしたいことに関わっているのだろうか?、と自分に問うと決してYESとは言えない自分がいました。
何なら逆に帰るのが遅くて、やりたいことが出来なかったり、友達とも会えなかったりと「仕事」と引き換えに色々な代償を払い、本当に今の自分は幸せなんだろうか、とも思うようにさえなっていました。

幸せを与えたいはずの自分が、幸せじゃないという何とも笑えない状況で、そしてそのギャップは広がる一方で、知らないうちに「仕事」じゃない「仕事以外の時間」に価値を求めるようになりました。

そう、今までは「仕事」つまり「経済」こそが一番大事だとずっと考えてきました。
でも今は少し考え方が変わりました。
確かに「経済」が一番の人もいる。それが本当の幸せの人もいる。でもみんなじゃない

この「みんなじゃない」というのに気づくのになんと5年もかかりました。。
自分自身がその立場になって初めて気が付きました。

しかも、多くの人は「仕事」より「仕事以外の時間」に価値を感じているにも関わらず、「仕事」にほとんどの時間を費やしてしまっています。


じゃあ、僕のやるべき事はなにか?

なんとなくですが少数の仕事が生きがいの人は、何も言われなくても幸せに生きて行くんじゃないかと思ってます。(それこそ仕事が出来る人ほど、遊ぶともよく聞くので)
でも反対に、多くの「仕事以外」に価値を見いだしている人は、今の社会の仕組みから抜け出せず苦しんでいます。
だから今は「仕事」=「経済」=「お金」以外の価値を見いだしている人をサポートしたいと考えています。(まだまだ模索中ですが。。)

今回のクローズアップ現代の「幸せのモノサシ」がTVで放送されるとういことは、世の中の価値が経済(GDP)から異なるものに移りつつある、そして同じようなことを考える人が増えてきた一つの証拠なんじゃないかな、と思っています。

前置きがものすごーく長くなりましたが、クローズアップ現代をMindMapにまとめました。

実は特に目新しい内容はなかったのですが、この中でもいくつか今後調べたいキーワードがあったのでメモ。

なにはともあれ、幸福度には今後も注目ですね。